ここでは、下着の種類別に、選び方やタイプ、つけ方などを解説をしています。補正下着は、ただ付けていればOKというものではありません。
着ける目的や効果にはどんなものがあるのかを知ることはもちろん、目的・用途によってさまざまな種類があること、また正しい選び方・つけ方などを知ることが重要です。
それに、「すべての女性にぴったり合う下着はない」ということもお忘れなく。サイズだけで商品を選ぶのはなるべく避けて、試着をするようにしましょう。
目的によって選ぶアイテムも違ってきます。どこをどうしたいのか、具体的に説明できるようにしておきましょう。
体に合わない下着を長期間使用していると、逆に体型をくずす原因になるだけでなく、血行不良や骨格の変化などによって体調に異常をきたすこともありますので、注意が必要です。
体型が変わってきたら買い替えをしましょう。そうしないと、せっかく正常な位置にもどした脂肪も、また元に戻ってしまします。
サイズがアップしたり、ダウンした時が買い替え時です。
どんな種類のブラジャーも、選び方を間違えれば効果は半減、身体のラインはデコボコ…なんてことになりかねません。
ブラジャーを選ぶ際に重要なポイントは、以下の5点です。
ズレが気になるからといって、少しでも「きつい」と感じるブラを選ぶのはNGです。
きついブラジャーをつけていると肩にかかる負担が大きくなり、それが背中へ伝わり、姿勢の悪化や肩こりの原因になってしまいます。
サイズがぴったり合ったブラジャーとは、身体を動かこしてもアンダーやサイドがずれることがなく、かつ、きつく感じないものです。
ブラジャーといっても、その種類はさまざまあり、それぞれ機能や効果も異なります。
あなたがブラジャーに求めるものはなにか。それをよく見極めながら、体型に合わせて選びたいですね。
バスト全体をすっぽりと包み、覆う形のブラジャー。安定感があってずれにくいので、大きなバスト向け。形をきれいに保つ力もあります。
フルカップブラジャーの上部1/4が、胸の中心に向けて斜めにカットされているデザイン。
脇に流れた肉を胸に寄せる効果があるので、バストの薄い人、バストが離れている人におすすめです。
フルカップブラジャーの上部分がカットされているデザイン。バストを下から引き上げる効果があるので、小さなバストも盛り上がりを作ることができます。
バストからウエストのラインを整える効果の高いブラジャー。バストの位置を高く、姿勢を良くしてくれます。
ストラップレスのアンダーの位置が低いタイプのブラジャー。背中のあいたドレスなどに適しています。
ロングブラジャーと似ているが、脇(サイドライン)にボーンがはいり、補正力をさらに強化させたものです。
では次に、ブラジャーの正しいつけ方をご紹介しましょう。これを知っているのと知らないのとでは、つけた後のシルエットに大きな違いが!
美しいラインを望むなら、しっかりチェックしておきましょうね。
これできれいなバストラインが完成です!
ショーツ選びで一番NGなのは、「小さいサイズのものをはく」こと。
お尻をなるべく小さく、コンパクトに見せたいからと言って、サイズの小さいものをはくと、ウエストや腰回り、太ももの付け根などからお肉がはみ出し、ラインがデコボコに崩れ、かえってバランス悪く見えてしまうものです。
ショーツは、お尻をしっかりと包み込み、丸みをつぶさないサイズのものを選びましょう。
ショーツの種類にもいろいろあります。まずは、全体の形による分類ですが、以下があります。
次に、バックスタイルでの分類。
色々とありますが、「補正」という意味では、やはりフルバックのものが1番適しているのではないでしょうか。
「たかがショーツでしょ?ただ履けばいいんじゃないの?」と言う方、ショーツもブラジャーと同様、「お肉をしっかりと包む」と言う点では同じ働きをするものです。
この時に確認したいのが、以下になります。
補正下着をつける時は、なるべく専用のショーツを着用することをおすすめします。よりラインがきれいに整い、スタイルアップ効果も高くなります。
ガードルは、お腹を引っ込めてヒップを持ち上げ、ロングタイプのものはさらに太ももを引き締めて、スマートな下半身を作り出すための補正下着です。
「ガードルをはいているのに、お尻が全然上がらない」「太ももが引き締まらない」という方、いませんか?
ガードルは、ショーツ同様、お尻を小さく見せたいがために小さいサイズを着用している人が多いと聞きますが、これはまったくの逆効果。
お腹やヒップを締め付け過ぎていると、はみ出したお肉が行き場を失い、ウエストや太ももにだんだんと移動してしまい、寸胴体型の下半身おデブさんになってしまう危険性もあります。
そんなことにならないよう、目的に合った、そして自分のサイズにピッタリ合ったガードルを上手に選びたいものですね。
ブラジャーにつぐ補正下着といえば、やはりガードル。補正下着の基本アイテムともいえるガードルにもさまざまな種類があります。体型や目的別に上手に使いこなしたいですね。
そして、生地や補正の強度によっても分類があります。
ガードルをはく時には、ショーツのように一気に履いてしまうのではなく、段階をふんでゆっくりと、しっかりと履くのが大切です。
ロングガードルの場合は、2.の後に、以下のような着け方を心がけて下さい。
この時にチェックしたいのが、以下のポイント。ここまでできれば、あなたのヒップラインはきれいにに整っているはずです。
「ダイエットじゃ間に合わない、今すぐウエストにくびれがほしい!」そんな人にはウエストニッパーがおすすめです。
着けた瞬間から理想のくびれが手に入るニッパーは、一度使うと手放せなくなる人も多いのでは?
ウエストは、ショーツやガードル、パンストなどのウエストラインが重なる場所なので、お肉の動きも大きく、着崩れも起こしやすい場所です。
ウエストニッパーは、動きの激しいウエストのお肉を上下に分散させ、ウエストを細くするというもの。
ですから、サイズを選ぶ際には、上下にお肉を逃がす余裕があるかどうかをしっかりチェックしましょう。
上から手が入る、しゃがんだ時に苦しくならない程度のゆとりのあるものがよいでしょう。
ウエストニッパーは、一番細くなっている部分を自分の本来のウエスト部分に合わせるのが重要です。
本来のウエスト部分とは「肘」のあたり。今のあなたのウエストラインが、肘よりも上がっていたり下がっていたりした場合は、肘に合わせてニッパーの細い部分をあてましょう。
くびれ効果絶大のウエストニッパーですが、きついものを長期間つけすぎると血行不良を起こし、むくみなどの症状を引き起こすことがありますので注意が必要です。
また、補正力も強いので、誤ったつけ方を続けていると骨格にも悪影響を与えることがありますので注意してください。
「ボディスーツ」と聞くと、「きつそう」「苦しそう」という先入観が先に立って、「普段使いにはむいてないんじゃない?」と思う方も多いのではないでしょうか。
ドレスや体のラインがはっきり出るような服を着用する時に最適な補正下着ですが、日常でも着用することで姿勢が良くなり、バストが上向きになって全体のスタイルがアップする効果が!
きちんとサイズのあったものを選べば、身体と一体化してつけているのを忘れるくらいの心地よさも得られます。
窮屈なイメージやちょっと大げさな感じのするボディスーツですが、実はメリハリボディを作り出すのには最適の下着。
素材も、ソフト・ミディアム・ハードと生地の強度によって分かれていて、自分に合ったものが選べます。
大切なのは、バスト・ウエスト・ヒップのバランスがしっかり合うかどうか。
バストの割にヒップが小さい人、またはその逆の人などは、どちらかに合わせるとこちらが合わず、ということになってしまうので、ボディスーツには向いていません。
また、胴長の人にもあまりおすすめできません。試着はもちろん必須です。
バストやヒップのふくらみをつぶさず、かつ、ウエストやお腹はしっかりサポートされているかがポイントになります。
ボディスーツを着用する時は、必ず正しい順序でつけるようにしましょう。時間をかけてゆっくりと、ガードルとブラジャーをつける要領で丁寧に着用します。
「テディ」は、ボディスーツのブラジャーカップがないものをいいます。
ブラジャーとガードルの上から着用するもので、効果はボディスーツと同様ですが、ボディスーツよりも気軽に着用できるので最近では人気のアイテムとなっています。
また、バストを下から持ち上げる効果もあるので、バストアップにも最適。手持ちのブラやガードルとの組み合わせでしっかり補正ができるので、日常使いにも重宝する便利アイテムです。
お尻の肉が垂れて太もものラインが乱れると、脂肪が付きやすくなって改善も難しくなります。そのような場合、補正下着を使って太ももを引きしめるのは効果的です。ただし、補正下着の選び方を誤ると肉の段差ができてしまうなどデメリットもあり、まずは正しい選び方を把握しておきましょう。
背中や腰の筋肉が弱まると姿勢が悪くなり、脂肪も増えて体型が崩れてしまいます。補正下着には脂肪を抑え込むだけでなく、猫背などを矯正して全身をスッキリ見せてくれるものもあります。姿勢矯正をサポートする補正下着の選び方を理解すれば、理想の立ち姿を目指せるかも知れません。
たるんだ背中や脇肉は補正下着で押さえることが可能ですが、アイテム選びを間違えると、生地が脂肪へ食い込んで肉の段差が強調されてしまうこともあります。そのため、背中や脇肉をスッキリと見せたい場合、どのような補正下着を選べば最適なのか正しく知っておくことが大切です。
くびれを作る目的で補正下着を活用する女性は少なくありませんが、補正下着の選び方や使い方を間違えてしまうと、息苦しくて使用継続が難しくなったり、血行不良でむくみを生じさせたりといったリスクも増えます。自分の体やニーズに適した下着の選び方を覚えておくことが重要です。
垂れ下がったお尻を整えてヒップアップを目指すには、ガードルやボディスーツといった補正下着が有効です。ヒップだけをカバーするものから、下半身をトータルサポートするものまで色々と種類もあり、体型・体質やニーズにマッチした補正下着で理想のヒップを目指しましょう。
バストアップを応援する補正ブラジャーは、補正下着の中でも幅広い世代に人気のアイテムです。ただし、適切なバストアップを目指すには自分のバストサイズや胸の形状にフィットしたブラジャーを使わなければならず、間違った補正下着を選ばないように注意することが欠かせません。
ぽこっと出たお腹や、左右にたるんだウェストに悩む女性も少なくないでしょう。しかし、ただ強力な補正下着を選ぶだけでは、着用ストレスが増大したり血行不良が悪化したりとデメリットが多くなります。補正力と使いやすさを両立できるよう、正しく補正下着を選ぶことが必要です。
20代女性が補正下着を使用するのは体型の崩れを直すというより、バストやヒップラインをより魅力的に見せたり、早めにエイジングケアに取り組んだりという目的が主なものでしょう。出産後の下半身ケアとしても有用です。比較的シェイプアップがしやすい20代の時期は、補正下着でボディーのどの部分をどうしたいかという意識をはっきり持ち、目的に合った製品を選びましょう。
20代と比べ、代謝機能や筋力の低下が始まる30代は体形の悩みが出てくる年代です。生活習慣改善や筋トレで補えない部分を補正下着でサポートすることで、体型を整え、魅力的な体を取り戻しましょう。まだ表面的には20代の体型を保っているように見えても、だんだんと代謝が落ちてくるため油断は禁物です。今のうちに自分に適した補正下着について知っておきましょう。30代も半ばになると体型が緩んだまま固定化されやすいので、産後のケアとしてもぜひ使用してください。
40代は代謝機能の低下、女性ホルモンの減少などで、体型が重力に負け始めてきたことを実感する年代です。姿勢の悪化により脂肪がつきやすくなるのもこの頃。だからこそ、補正下着を着用することで姿勢を改善し、ボディラインを整えられます。併せて運動を行うのも効果的ですが、過度なダイエットは逆にホルモンのバランスを崩しかねず、ストレスもたまるもの。健康的な生活を実践しつつ、補正下着できれいなボディラインをサポートしてもらいましょう。
一般的に更年期が訪れることが多く、女性ホルモンの低下により、40代よりさらに筋力や肌の衰えを実感することになる50代。体型のみならず脂肪の付き方の変化などでこれまで使ってきた下着が合わなくなることもしばしばです。若々しいスタイルを求めるのであれば、改めて補正下着を選び直した方が良いでしょう。店舗でのフィッティングやサポートを活用して、自分に合った製品を探すことが大切です。
補正下着ブランド17社の中から、公式HPに価格が明示してあり、東京都内にサロンを持つ補正下着ブランド「ブルーム」「ダイアナ」「マルコ」の3社を比較しています。
価格帯 | アイテム数 | カラー展開 | サイズ展開 | 口コミの数 | |
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ブルーム |
2,200~ 33,000円 |
17種類 | 4色 | B65〜H85 | 404件 |
マルコ |
3,500〜 70,000円 |
12種類 | 4色 | A65〜F125 | 66件 |
ダイアナ |
3,500〜 42,000円 |
10種類 | 3色 | 公式サイトに 記載なし |
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